建築・住宅関連の仕事には「現場作業員」「設計士」など多くの職種が存在します。このページでは、建築・住宅関連に関する具体的な職種・仕事内容について紹介します。
建築・住宅関連の仕事には、家やビルのほかに「道路」や「橋」も含まれます。建築物そのものを手掛ける大工などの「建設作業員」の仕事もあれば、建築物を「設計」「コーディネート」する仕事、「窓」や「サッシ」などの「建材・資材を製造」する仕事まで多岐にわたります。
建築・住宅関連の仕事は、まだまだ人による手作業が多い現状ですが、徐々にロボット化が進む見込みのある業界でもあります。
土木作業員は、道路や橋梁、鉄道、ダムなどのインフラ土木工事を主とする職種です。「土木」と「機械土木」の2種類があります。「土木」は建材を使っての建築や補修に従事し、「機械土木」はパワーショベルやブルドーザーなどの重機を操作する作業が主となります。大型の建築物を扱う関係上、重量物を扱う機会が多くあります。
鳶職(とびしょく)は、建設現場で必要とされる足場を組む作業が主となる職種です。高所での作業機会が多く、鉄骨や重機などの重量物を移動させる役目もあります。鳶職は作業現場における「現場の華」ともいわれています。
大工は、建築図面を基に木造建築を組み立てる職種です。新築のほか、リフォーム、増築にも対応します。
左官は、建物の壁を仕上げる作業を主とする職種です。土やモルタルなどの壁材を塗り広げ、壁の表面を美しく丈夫に仕上げます。左官の技量によって仕上がりの品質が大きく左右されることから、熟練した技術が求められます。
造園職人は、住宅や公共施設の「庭づくり」を担う職種です。植物の剪定や手入れのほか、池や庭石を配置して、庭全体の景観を創り出す仕事も行います。土木、建築、デザイン、植物など、多くの知識が求められる職種でもあります。
設計士(CADオペレーター)は、建築物の図面を作製する職種です。「CAD」と言われるシステムを駆使して「建設設計」「機械設計」「回路設計」など、あらゆる図面に携わります。デザイナーとの連携も必要な役割を担い「品質」「スピード」「コスト意識」「コミュニケーション力」など多くのスキルが求められる職種です。
建築・住宅関連の仕事は、いずれも専門的な知識や資格が必要となる職種です。特に「CAD」が扱えるようになると、他の業界でも活躍できる機会が増えます。設計士(CADオペレーター)は未経験でも募集していることがあるので「ゼロからのステップアップ」「手に職を付けたい」という方に向いています。
建物の建築には多くの工程と長い期間を要します。建材の搬入予定や組み立ての時間、並行作業できる作業など、多くのことを踏まえ、可能な限りのコスト削減と迅速な納期が求められます。
建築・住宅関連の仕事は「手に職を付けたい」「自身の成果を形として残したい」と考えている人におすすめの仕事だよ。
「工事現場」か「設計」かによって、身体と頭を使う割合の違いがあるね。職種によって危険な作業に携わる機会もあるけど、必ず目に見える形で完成するので、やりがいや達成感を感じられる職種といえるね。
ここでは希望する働き方のタイプ別に、長野県でおすすめの製造業の会社を紹介していきます。
「自分に合った働き方をしたい」「自分の長所を生かして働きたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。